【冬バスを手堅く釣る方法】マイクロベイトの釣り

池の画像

こんにちは!おばすです!

先週は2年ぶりに私の住む愛知県でも雪が積もりました。

やっぱり雪の日は寒いですね(笑)

暖かい冬に慣れてしまっていたので、雪の日の寒さを忘れていました…。

そんな寒い日でも釣りに行って魚を手にしたい!
そんな方のために、今回は、真冬でも手堅くバスを釣ることのできるマイクロベイトの釣りをご紹介します。

~今回の記事を読んでわかること~

1.マイクロベイトの釣りとは?
2.真冬でも手堅く魚を釣れるには?
3.どういう仕掛けを使っているの?

真冬でも釣れる釣り方とは?

真冬でも手堅くバスを釣る方法とは結論から言うと、マイクロベイトの釣りです。

マイクロベイトとは、2インチ程度の極小ワームと軽量なシンカーを組み合わせたダウンショットの釣りになります。

極小ワームと軽量シンカーを使うことで、吸い込む力も弱く活性の低い冬バスでも食わせられる究極の食わせの釣り、それがマイクロベイトの釣りです。

食わせの釣りとは何かについては下の記事で詳しく書いていますので、そちらを読んでみてください!

なぜ、ダウンショットリグなのか?

理由は3つあります。

1.具を小さくできる
活性の低いバスを釣るために、具(ワーム)を小さくできるダウンショットリグが適しています。

2.吸い込みやすい
ワームとシンカーが離れているため、冬バスの弱い吸い込みでもワームがバスの口に入りやすいです。


3.バスにとって食べやすい
バスの口は上向きになっているため、底べったりなものよりも少し浮いているエサのほうがバスにとって食べやすいのです。
寒さで動けないバスにとって体を大きく動かさず捕食できるため、思わずパクッてこともあるかもしれません。

タックルセッティングは?

いわゆるフィネスロッドと言われる部類の竿を準備していただければ問題ありません。
繊細で食い込みの良い軽いロッドが良いでしょう。

1.ロッド
硬さ:ウルトラライト(UL)
 ※中弾性のソリッドティップ(ST)のロッドがベスト。
テーパー:エクストラファースト(XF)
長さ:6.1ft~6.4ft
重さ:95g以下

2.リール:スピニング2000番 or 2500番の軽量なもの
おすすめのギヤ比はハイギヤです。
糸ふけを素早く回収できるためショートバイトも掛けやすくなります。

真冬に釣りあげたバスの画像

3.ライン
PE0.3号~0.4号/リーダー:フロロ4lb
ノットが組めない方はフロロの4lbを巻いていただければ問題ないです。
私はPEラインをカサカサな皮膚で傷つける恐れがあるため、0.4号を使っています(笑)

ダウンショットのセッティングは?

1.ワーム
低比重の2インチ程度のワーム
※低比重ワームはステイさせても水平姿勢を保ち、魚に見切られにくいです。

≪おすすめワーム≫
・D1[ディスタイル]
・ヴィローラ マイクロ[ディスタイル]
・マイクロ2Way[レイドジャパン]
・フィッシュローラー マイクロ[レイドジャパン]
 

2.その他セッティング
シンカー:0.9g~1.3g(基本的に水深で使い分ける)
針:マスバリ#10前後
リーダー:18cm程度

狙いどころ

2インチ程度の極小ワームは食わせの能力は高いですが、アピール力が弱いという欠点があります。

そのため、どこに投げるかが一番重要になってきます。

では、どこに投げればよいのか?

それは、魚が溜まっている越冬エリアです。

越冬エリアについて、河川と池に分けてご紹介します。

1.河川の場合

川幅が広く、水深が安定している場所(深場)に冬バスが溜まっています。
Googleマップなどで衛星画像を見てみて、川幅が狭かったところから急に広くなったところが越冬スポットになりえます。

そのエリアの中の下記の3つの条件が揃う場所こそが狙いどころです。

①直接流れがあたらない
②水深が安定している(浅すぎない)
③ボトムに沈み物がある

さらに北風をブロックできるエリアであれば最高です。
北風はマイクロベイトの釣りにとって大敵ですので…

2.池の場合

池なら間違いなく最深部です。
もうちょっと具体的に言うと取水口のある堰堤です。
最深部の何もないとこよりも、身を置くことのできる何かがあるところが激アツです。

それが取水口周りの堰堤です。
堰堤は身を置けられるし、ベイトを追い込む壁としても使えるので、取水口がある側の堰堤が狙いどころです。

取水口の画像

狙うタイミングは?

一番の狙い目は日の出から1時間以内の時間帯です。

朝一は一日の中で最も気温が低いですが、太陽光は魚たちを刺激しどんなに寒くても魚は動き出します。
そしてその動き出したタイミングが一番口を使いやすいのです。

その次に釣れやすい時間帯は14時から16時過ぎです。

気温が上がりきってから周りが薄暗くなる時間帯です。
水温の上昇と光量が落ちる(=警戒心が薄れる)ことが重なり、魚が口を使いやすくなります。

どうやって誘えばいいの?

シンカーを着底させる→ズル引く→何かにひっかかったら微シェイク(10秒)→ステイ(5秒)です。

微シェイクとは、ラインスラッグを小さく踊らせて移動距離を抑えたアクションになります。

ハイシーズンのような強めのシェイクはNGです。
活性の低い冬バスにとって大きく動くワームは恐怖でしかありません(笑)

注意点

注意点は2つあります。

1つ目は強風です。

極小のワームと軽量のシンカーを使った釣りなので風が強い日は釣りになりません。
そういう日は避けるか風裏のポイントで釣りをするようにしましょう。

2つ目は濁りです。

先ほどもお伝えしましたが、マイクロベイトの釣りはアピール力がとても弱いです。
そのうえ寒さで目も感覚も鈍っている魚に濁った水質ではルアーを見つけてもらえません。

そのため、濁りの薄いフィールドで釣りをしましょう。

まとめ

まとめ

1.真冬にバスを手堅く釣る方法はマイクロベイトの釣り(極小ワーム+軽量シンカーを組み合わせたダウンショット)

2.ダウンショットリグは吸い込む力が弱い冬バスでも食わせやすい

3.どこにルアーを投げるかが最も重要
 ~河川の場合~
  ①直接流れがあたらない
  ②水深が安定している
  ③ボトムに沈み物がある
 ~池の場合~
  取水口周りの堰堤

4.もっとも釣れる時間帯は朝まづめと夕マヅメ

5.ロッドアクションは微シェイク+ステイが基本

6.注意点は2つ
 ①強風
 ②濁り

体力のないバスは水深が安定していて水流が当たらない場所に固まっています。

そういう場所を見つけて丁寧に釣りをすると、冬でも複数匹釣れることもあります。

そのためポイント探しが冬バス攻略にとって最も重要になります。

そのポイント探しも冬のバス釣りの醍醐味でもあるので、楽しみながらポイントを見つけていってもらえればと思います!

それだはまたお会いしましょう!

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