冬バス攻略の3つの思い込み

真冬のブラックバスが考えているイラスト バス釣り始め方

冬のバス釣りは釣れない。

越冬バスや小バスは動かないし、エサも食べない。

そう思っていませんか?

実はその認識こそが、冬バスが釣れなくなる一番の原因です。

この記事では「冬バスが釣れない人が必ず持っている3つの思い込み」を軸に、越冬バス・小バスの本当の行動と、冬でも釣果を出すための考え方を解説します。

冬が苦手だった人ほど、読み終えたあとフィールドの見え方が変わるはずです。

冬バスが釣れない人の思い込みその1

冬のバスは動けない

変温動物であるバスの体温は、水温とほぼ等しいと聞いたことがあると思います。

そうなると冬はバスの体温が低く、動けなくなると思っていませんか?

その考えは100%間違っているとは言いませんが、大部分が間違っています。

よく考えてみてください。

生き物にとって最優先事項とは何だと思いますか?

ーーそれは生きることです。ーー

平和な日本のように命が奪われる恐れが格段に低い環境で生きていると生きることへの必死さは生まれてこない(忘れている)ものですが、野生動物にとって生き残るということは最優先事項です。

泳いでいたら鳥に食べられるかもしれない、人に釣られて命を落とすかもしれない。

そんな不安を感じながら必死にバスは生きています。

そんな生きることに執着しているバス(生き物)が、水温が低くなったからといって動けなくなることはありません。

なぜなら動けなくなるということは死を意味するからです。

体が思うように動かなくても、敵に狙われていれば必死で逃げます。

また、穴を掘って安心して隠れられる生き物は冬眠しますが、バスは穴も掘れませんし冬眠もしません。

なのでどんなに水温が低くなろうが動けなくなるということはありません。

ただし、動きが鈍くなることは事実です。

※どんなに水温が低くても動けなくなることはないというのは、あくまでバスが生息できる範囲内での話です。そもそも水温が1℃の場所ではバスは生きられないので。

明らかに動けなさそうな体色のバスでもきちんとルアーに食いついてくれた ■1月中旬の野池にて

冬バスが釣れない人の思い込みその2

冬バスはほとんど餌を食べない

これは思い込みではないと思います。(笑) 

ただし、今回は思い込みををあえて利用しましょうというお話です。

まず、大前提としてハイシーズンに比べてバスがエサを食べる量、頻度が減るのは事実です。

しかし、先ほどの話と通ずるところがありますが、生き物である以上食べないと生きてはいけません。

なので、どんなに体温、代謝が下がっていたとしても餌を食べなければ体力はどんどん減っていくこともまた事実です。(バスは冬眠しないので)

しかも真冬に釣りをしていても小バスが溜まっているエリアでは思いのほかアタリがあるので、人間が想像している以上に食欲があるのかもしれません。
(それともそれだけバスが集まっているということなのか…)

どちらせよ今回言いたいのは、1日のどこかで餌を求めてバスは動いていると思っておいた方が人間側からすると都合が良いということです。

本当に毎日欠かさずバスがエサを食べているかどうかは定かではありませんが、食べない日もあると思っていると視野が狭くなって釣れなくなります。
(アタリが無いと今日は餌を食べない日だと思ってしまい、諦めモードになってしまうため。)

なのでどんなに寒くてもバスは必ず餌を求めているという心意気で臨むことが大切です。

まあ、信じる者は救われるってやつですね!笑

1月の雪が降る日に釣れたバス。
こんなに小さなバスでもガリガリではない。(=エサを食べている)
しかもフィーディングでシャローに差してきていた。

冬バスが釣れない人の思い込みその3

冬バスには動ける魚と動けない魚の2種類がいる

その1と内容が被ってしまうので、一緒に説明しようと思いましたが、文章量が極端に多くなるので分けました笑

でも、それだけこの思い込みは冬に釣れない多くの人が持っていますので、分けて説明します。

動ける魚と動けない魚がいるというのはおそらく間違いです。

正しくはどんな魚でも動く時間帯もあれば動かない時間帯もあるということです。

たとえそれがどんなに小さなバスでもです。

では動く時間帯とはいつなのか?

それは餌を求める時(フィーディングの時間帯)です。

その2でも書きましたが、ハイシーズンほどは食べませんが、それでも餌を求めて動く時間帯は必ずあります。

ある意味、冬の小バスはデカバスと似たような徹底的に無駄を省く生活リズムになります。

トヨタ生産方式の1つであるJIT(ジャストインタイム)と同じ考え方ですね笑

必要なものを必要なときに必要な量だけを生産する。

無駄な在庫の発生を最小限に抑える生産の仕組みですが、生き物も大きくなって賢くなると合理的に生活していくので、無駄のない生活をするようになります。

冬の小バス達も寒くて動きたくないので無駄を省き、動き回る回数を極限まで減らします。

そのため、冬はハイシーズンの様に無駄に浮いていることもなく小バスの姿を全く見ないため、寒いから動けなくなっているという認識が生まれるたのだと思います。

また冬に釣れるのは大きな動ける魚だけとよく聞きますが、意外と小バスもルアーにバイトしているものです。

冬の小バスは吸い込む力が極端に弱いため、アタリが出ません。

これは冬にサイトしていて実感したことです。

結構、小バスたちはルアーを追っかけて頻繁に口にしますが、びっくりするほどアタリが出ません。

それは吸い込むのではなく、甘噛みしているだけだからです。

これがフィーディングに入ったバスであれば吸い込むというところまで行くのですが、食い気の弱いバス(特に小バス)は吸い込むという行動まで至りません。

これが大きなバスになると吸い込む力があり、アタリが出やすくなります。

そして冬に釣れるのはあたりの出やすいデカい魚であることが多いため、冬は動ける魚と動けない魚がいるという説が生まれてしまったのだと考えられます。

動けていないのではないかと思うくらい体色が白い。
動けていないのではなく、単純にメインに行動しているエリアが水深のあるエリアなだけと思われる。 ■2月中旬の大江川にて
真冬でもシャローに上がってくる個体は濃い体色をしている。
体色が濃いと確かに動けている印象は受けるが、体色は行動エリアの違いによるものと考える。 ■1月の大江川にて

また、動けない魚(小バス)は暖かい日にしか釣れないとも言われていますが、最強寒波が来ていても釣れます。

なので、体力のない小バスは動けないという認識は改めて、「無駄に動こうとしないだけ」「実は想像以上に小バスたちはルアーに反応している」ということを意識することで、冬にどういう釣りをすべきか、どういう場所を狙うべきなのかが自ずと見えてきます。

まとめ

今回は、冬バスが釣れない人が陥りやすい3つの思い込みについて解説しました。

・冬のバスは動けない
・冬バスはほとんど餌を食べない
・冬バスには動ける魚と動けない魚がいる

これらの考え方を改めるだけで、冬のフィールドの見え方は大きく変わります。

「釣れない季節」だった冬が、「狙い所を絞れる季節」に変わるはずです。

ただし、考え方が変わっただけでは、まだ不十分です。

次に必要なのは、
「じゃあ実際に冬はどこをどう狙うのか?」
「どんなルアー、どんな釣り方が有効なのか?」という具体策。

次回の記事では、
✔ 冬の越冬バス・小バスが集まりやすいエリアの考え方
✔ フィーディングに入るタイミングの見つけ方
✔ 冬でも小バスが口を使うルアーと使い分け

について、今回の内容を踏まえて解説していきます。

思い込みを捨てた次の一手。
ぜひ続きもチェックしてみてください!

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