今回はレンジって大事だよねって話です。
ヘラブナ釣りのおっちゃん達がよくどの棚で釣れた?」と話をしているのを耳にしますが、この「棚」こそがまさにレンジです。
ヘラブナ釣りだけに限らずバス釣りにも、そしてどの釣りにおいてもレンジ(棚)はとても大切です。
特にバスは根魚ではないのでどのレンジにもいる可能性があります。
じゃあ適当に投げてれば釣れるでしょ!と思われるかもしれないですが、基本的に大半のキャストはバスの近くにルアーを通せてないと思ってください。
今の時代、どこのフィールドもバスの個体数は減少しています。
数が少ない中、レンジまで考えて釣りをしないといけないと思うとバス釣りって難しいなぁって思いますよね😅
投げてる場所は合ってるのにバスが意識しているレンジと噛み合っていなかったら、ルアーに気づいてもらえません。
それだけ、レンジは大切なんですね。
バスとルアーが出会える確率が低いからこそ、バスがいる場所やレンジを推測して、いかに出会える(見つけてもらえる)確率を高められるかが釣果に繋がります。
なので、まずは私が実際の釣りでためになった3つの考え方をご紹介します。
ルアーを通すレンジをバスの目線からずらすことを意識する
バスの目線からずらすことによって、ルアーをよく見られなくなり、バスを騙しやすくなります。
人間で例えると、背の高い商品棚に商品が並んでた時に、目の前の商品ははっきり見えると思いますが、足元や上の方の商品はよく見えないですよね。
それだけ目線と同じ高さにあるものはよく見えてしまうのです。
そのため、見えづらい、確認しづらい状況を作ってあげることで、バスを騙しやすくなるわけなんです!
バスにとってボトムと水面は特別
ボトムと水面はバスにとって特別で、獲物を追い込むために使います。
バスにとって獲物を捕獲する時は何かに追い込む方が捕獲できる確率が上がります。
そのため、ボトムと水面は食い気があるバスにとってとても特別な存在になります。
また、人間にとってもボトムと水面は岩や砂でルアーを隠せたり、ラインの存在を消すことができるので、意識して釣りをすることが大切です。
水温からバスのレンジをイメージする
例えば、12月は表水温から徐々に低下していき、体力のない小バスはディープエリアに避難する。
でも、デカバスは体力があるため、水温が安定している中層でベイトを追っかけ回しているなどと、イメージしてみると自分が狙うべきレンジが決まってきます。
バスのレンジではなくてもベイトのレンジでも良いです。
基本的にバスのレンジははベイトに依存します。
ベイトのレンジが下がればバスのレンジも下がるため、先ほどの例で言うと12月はベイトのレンジがシャローより一段下になるため、デカバスもそれにつられてレンジが下がります。
このように間違っていてもいいので、バスが今どういうところにいるのかをイメージしてみるということがレンジ攻略のポイントです。
レンジ攻略のワンポイント
そうは言ってもバスのレンジが分かりません😱
という方は、まずはセオリー通りボトムから探ってみましょう。
ボトムから探ることによって水深や地形が把握でき、美味しいポイントが見えてきます。
その時に一緒に川の状態、ベイトの有無やレンジを観察してみるといいです。
必ずヒントになります。
また、ボトムの釣りでも横の動き、縦の動き、早い、ゆっくりなどいろいろな動きを試してみましょう。
いろいろ試して反応がなかったら、今のバスはボトムを意識していないということになるので、じゃあ次は水面を探ってみようといったように、答え合わせをしながらその日のバスのレンジを探して行きましょう。
まとめ
現場についてどのレンジにバスがいるかなんて正直誰にもわかりません😂
場数を増やしていくと気温やセオリーから、だいたいこのあたりにいそうだなと予測がつくようになりますが、それはあくまでも仮説です。
だから仮説や現場から得たヒントをもとに、自分で考えてその日のレンジ見つけていくことが大事なのです。
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