✅ 1. はじめに:真夏のバス釣りの魅力と難しさ
- 真夏(7月後半〜8月)のバス釣りは難易度が高い
⇒水温の上昇、酸素量の減少、プレッシャー増加などが影響 - 厳しい時期だからこそレベルアップできる
☀️ 2. 真夏のバスの行動パターンを知る
- 高水温でバスが嫌う環境とは?
- 水温28℃以上で活動が鈍る
- 溶存酸素量の少ないエリア(流れがなく水質が悪いエリア)は避けがち
- バスが好むポイント
- シェード
- カバー
- 流れ込み
- 水通しの良い沖の岬やディープ

できるだけ手前のような水質の良いエリア(流れが当たっていて溶存酸素量が多いエリア)を狙うと良い。
真夏は厳しいですが、条件の良い場所にバスが集まるため、場所を絞りやすい。
そのため場所さえ見つけてしまえば比較的簡単に釣ることができます。
アタリがなくやっぱ夏は難しいなと思うのではなく、アタリがない=場所が合っていないのでは?と条件の良い場所はどこかを考えてみると良いかもしれません。
🗺️ 3. 真夏のバスの狙い方:エリア選定編
- おすすめエリア
- リザーバーのバックウォーター
- カバー(アシ、オーバーハング、橋脚)
※流れが当たらないカバーは切り捨てても良い - 川幅が狭くなっているエリアのアウトサイド
- 日陰を生む構造物(橋、ボート下、杭)
- ディープ隣接のカバー
- 岬

🎣 4. 真夏に有効なルアー
- 表層〜中層
- トップウォーター(朝夕):ポッパー、ペンシル、バズベイト、羽モノ
- スピナーベイト、チャター、ミノー、シャッドテール
- ボトム・カバー打ち
- スモラバ
- シャッド
- テキサスリグ、リーダーレスダウンショット
- ノーシンカー(バックスライド)
- ディープ攻略
- ダウンショット、ネコリグ、ヘビキャロ、メタルバイブ
真夏のバスは流れが当たるエリアでベイトフィッシュを追っていたり、カバーやシェードで甲殻類やギルなどを食っているため、それぞれの場所に合ったルアーを選択すると良い。
🕓 5. 時間帯別の立ち回り
- 朝マズメ:
- 活性が高く表層付近を広く探る
- 日中(10時〜15時):
- シェード・沖の岬・カバーを中心に狙う
- ノーシンカーなどの食わせの釣りもしくはリアクションの釣りで狙う
- 夕マズメ:
- シャローに差すバス狙い。トップが再び有効に
👣 6. 実践例
- シチュエーション:水路からの流れ込み

8月のものすごい暑い時間帯にヤミィ3.5インチのノーシンカーで、5匹(40upを含む)を短時間のうちに釣り上げることに成功。
アクションは、フリーフォールからの2トゥイッチ。
跳ね上げてからのフリーフォールで食わせるイメージ。
夏のバスはフォールに反応が良いため、高比重ノーシンカーの釣りがおすすめです。
(オープンウォーターはマスバリ、カバーではオフセットを使用)
夏のバスはコンパクトなサイズ感に反応が良いため3インチ程度がちょうど良いです。
※ショートバイト対策としても有効

🧠 7. 真夏のバス釣りのコツと注意点
- 流れ込みは夏バス攻略に不可欠
- 夏はバスの居場所がはっきりしているため、居場所さえわかれば比較的簡単に釣れる
⇒魚の気持ちになってこの異常な暑さをどこなら凌げるのかを考える - バスがいるエリア=バスにとって居心地の良いエリアのため、回遊のバスが立ち寄る可能性が高い⇒何回も入りなおすのが吉
- 熱中症対策を万全に
- 水分・塩分補給、帽子・サングラス・長袖の活用(ファン付きベストも有効)


📌 8. まとめ
真夏のバス釣りは難しいですが、バスの居場所が絞れると難易度は一気に下がります。
バスの行動理解+エリア選定+ルアー選択がカギになるため、今回の記事を参考に自分のフィールドだとどこに当てはまるのかを一度考えてみると良いと思います。
今こそ“狙って釣る”釣りを楽しみましょう!
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