夏の大江川で、こんな絶望感を味わっていませんか?
- イナッコ(ハク)が無数に群れ、時折ボイルも発生している。
- にもかかわらず、何を投げてもまったく釣れない。
- バスの姿は見えているのに、まるで口を使ってくれない。
今回は、そんなタフ極まる夏の大江川を攻略するための「大事な考え方(思考法)」と、
その実践編としておすすめの「アベンタクローラーバゼルを使った具体的な攻略法」を徹底解説します。
自己紹介
記事を読み進めていただく前に、少しだけ自己紹介をさせてください。
私は大学生の時にバス釣りを始め、10年以上にわたってバス釣りの本質を追い求めてきました。
現在はブログやX、noteを通じて、初心者の方やステップアップを目指す釣り人に向けて、釣果に直結するノウハウを発信しています。
私のメインフィールドは、全国屈指のメジャーリバーであり、その難易度の高さから「一筋縄ではいかない川」として知られる大江川です。
「サンデーアングラーとして、ハイプレッシャーな週末にしか竿を出せない苦しさ」や、
「思い通りに魚が釣れない悔しさ」は、誰よりも理解しているつもりです。
なぜなら私自身、この難攻不落な大江川に通い詰め、何度もボウズをくらいながら、地道に技術を磨いてきたからです。
だからこそ、私が発信する内容はすべて現場でのリアルな経験に基づいたものです。
試行錯誤の末に、今では大江川でもボウズなく確実に釣果をあげられるようになりました。
今回はその思考法とテクニックの一部をご紹介します。
第1章:釣れない原因はルアーではなく「あなたが狙っているバス」にあるのかもしれないという話
結論から言います。
釣る人は、ハナからやる気のないバスを相手にしていません。
狙うのは、「タイミングが合えば食う、やる気のあるバス」だけです。
この効率的なマインドセットへの切り替えこそが、すべてのスタートになります。
どうしてもバスの姿が見えていると、ついムキになって追いかけてしまいがちです。
しかし、やる気のない見えバスは、何をやっても絶対に口を使いません。
💡 これをビジネスで例えるなら…
買う気がまったくないお客様に、どれだけ丁寧に商品の魅力を伝えても契約に至らないのと同じです。
そんな確率の低い釣りに時間を費やすよりも、やる気のあるバスを効率的に探して狙う方がはるかに理にかなっています。
「魚を釣る」ということを最大の目的に置くのであれば、これこそが最も大切な王道の考え方です。
第2章:【実践編】バゼル×チビバゼルの「速巻き」と「メッキ」が効く理由
そんな「やる気のあるバス」を最速で水面へと炙り出すルアーが、速巻きでもアクションが破綻しない「アベンタクローラーバゼル」シリーズです。
狙うポイントの規模感、そしてベイトのサイズに合わせて、以下の2つを明確に使い分けます。

① オリジナルバゼル(80mm)
- 出しどころ: 大江川本流の開けたエリア(遠投が必須なシチュエーション)
- イナッコサイズ: 夏が進んで、ベイトが5cm以上に育ったタイミング
- 強み: スピードとボリューム感で、広範囲から魚を引き寄せる。
② チビバゼル(55mm)
- 出しどころ: 護岸際、シェード、水門といったピンポイント
- ハクサイズ: 初夏など、ベイトが2〜3cmとまだ極小のタイミング
- 強み: ハイプレッシャーな小場所や、マイクロベイトを偏食するシーズンにベストマッチ。
カラーは「シルバーメッキ系」一択!
どちらのサイズを使う場合も、カラーは絶対にシルバーメッキ系を選びます。

■イマカツ公式HPより引用
引用元:https://www.imakatsu.co.jp/hard-lure/aventa-crawler-vazelle/
メッキ系カラーは、本物のベイトフィッシュの輝きをリアルにイミテートできるのが最大の強みです。

引用元:https://www.imakatsu.co.jp/hard-lure/aventa-crawler-vazelle/
バスを狂わせる「パニックアクション」と「引き波」
メッキ系バゼルを「速巻き」でアプローチすることにより、ベイトが水面へ追い詰められてパニックになり、逃げ惑う動きを完璧に演出できます。
このスピード感こそが、バスの捕食本能に強烈なスイッチを入れます。
また、これまでの経験則から、バスは水面の「引き波」をもの凄く意識して見ています。
バスには水面という逃げ場のない「天井(壁)」を利用してベイトを追い込む習性があります。

そのため、水面に引き波が立つということは、バスにとって「水面付近にベイトがいる=追い込めるチャンス到来」という合図に他なりません。
だからこそ、引き波を立てながら高速で逃げ惑うアクションが出せるバゼルシリーズは、フィーディングのバスを引き寄せる・本気にさせるパワーがあるのです。
第3章:狙うはバスの「フィーディングスポット」粘るな、巻け!
【結論】1箇所で粘るな、テンポよく探せ!
バス釣りにおいて、一つのポイントでじっくり粘る必要はありません。
(特に大江川は…)
狙うべきは、バスがベイトフィッシュを捕食するために意識している「3つの好条件」です。
これらが絡むポイントをどんどん移動(ランガン)し、やる気のあるバスと出会う確率を上げていきましょう。
バスがベイトを追い詰める「3つの好条件」
野生のバスには、最も効率よく獲物を狩る本能が備わっています。彼らが「ここはベイトを追い込みやすい」と意識している三大要素がコチラです。
① シャロー(浅場)
理由: 水深が浅いため、ベイトの「下方向」への逃げ場をなくせる絶好の地形。
やる気のある高活性なバスほど、シャローに差してきて獲物を狙っています。
② 岸際(壁)
護岸やバンクなどの「壁」を利用することで、ベイトの「奥行き・左右」への逃げ場を制限できます。バスにとってお馴染みの効率的な追い込み場です。

③ シェード(日陰)
理由: 橋脚、オーバーハング、護岸際などが生み出す影。
バスの警戒心を和らげるだけでなく、ベイトから自身の姿を隠す「ステルス空間」として機能します。
【超一級】条件が重なる「複合エリア」を狙え!
これら3つの条件(シャロー・岸際・シェード)は、単体で存在している場所よりも
重なっていればいるほど食い気のあるバスが入れ替わり立ち替わり入ってくる確率が上がります。
ただし、どれだけ一等地の複合スポットであっても、その場で粘り続けては意味がありません。
そういった一級ピンポイントを「時間を変えて何度も入り直す(入り直して入り直すを繰り返す)」ことこそが、夏の釣果を伸ばす最大の近道です。
第4章:バゼル「速巻き攻略」の実践マニュアル
ここからは、実際に現場で投入するための具体的な出しどころと、キモとなる巻きスピードを解説します。
1. バゼルの出しどころ(3つのベストシチュエーション)
① バスが浮いているとき(姿がよく見える時)
バスのレンジ(遊泳層)が浅いときは、目視でたくさんバスの姿を確認することができます。
このときバスの目線は上(表層)を意識していることが多いため、トップウォーターであるバゼルが極めて効果的になります。
② ボイルが起きている時(※注意点あり)
ボイル撃ちにも最適ですが、ひとつだけ注意が必要です。
「ボイルが起きているのにバゼルでちっとも釣れない」という時は、よく見るとバスではなく「ハス」がボイルを起こしているケースがあります。
※必ずボイルしている魚種を観察・確認してください。

③ 風が強くない時、または風裏
風が強すぎると綺麗な引き波が出せず、バゼルの魅力的なパタパタアクションがでません。
風が当たりにくいエリアや、無風〜微風のタイミングを狙って投入しましょう。
2. 巻きスピードの目安
「バゼルが激しくパタパタと泳ぎ、これ以上速く巻くとアクションが破綻する一歩・二歩手前」
これがベストなスピードです。

引用元:https://www.imakatsu.co.jp/hard-lure/aventa-crawler-vazelle/
前半でお伝えした通り、この釣りはやる気のあるバスを効率的に拾っていくスタイルです。
バスにルアーをじっくり見せて食わせるのではなく、食べられないように必死で逃げ惑うベイトを演じてバスの捕食スイッチを入れるのがこの釣りのミソです。
まとめ:私のタックルセッティング
最後に、私が大江川で実際に使用している、バゼル速巻き用のタックルセッティングを紹介します。
タックルセッティングも釣果を大きく左右するので、ぜひ参考にしてみてください。
| タックル構成 | セッティング内容 |
| ロッド | L(ライト)クラス 6.4ft ソリッドティップ |
| リール | 2500番クラス スピニング(ハイギア) |
| メインライン | PE 0.6号 |
| リーダー | フロロカーボン 6〜8lb |
💡 タックルセッティングのワンポイント
ロッドはソリッドティップがおすすめです。
ハイスピードで引いてくるこの釣りでは、バスが激しくバイトしてきた際にティップがしなやかに追従してくれるため、フッキング時の「バイト弾き」を劇的に減らすことができます。
(夏のバスにありがちなショートバイトも絡めとります。)
「見えバスがいるのに釣れない」という夏の大江川の壁は、マインドの切り替えとバゼルのスピードトリックで攻略できます。
次の週末、ぜひ大江川の「複合フィーディングスポット」へバゼルを握りしめて足を運んでみてください!

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