【釣行記】浮力の力を再認識

春バスの画像 バス釣り始め方

こんにちは! おばすです。

今回は普段から通っている川へ、春を探しに行ってきました。

今回の釣行の学びやどのような状況で釣れたのかなどをまとめましたので、
参考にしていただければ幸いです。

~どんな人に向けて書いたブログなのか~

 ①ミッドスポーン移行期の釣り方が知りたい方
 ②釣れるまでの過程と考え方が知りたい方
 ③釣果情報が知りたい人

釣果情報

釣行日:2025年4月5日(土)
釣果:2匹 42㎝、40㎝
釣り場:岐阜県の川
天気:晴れ
気温:5℃-18℃
水温:ー
風向き:北風→南西風
風速:2-4m
水質:ステイン+白濁り気味
釣行時間:8時から16時
釣れた時間:12時頃、14時頃

詳細内容

冬の間、茶色く濁っていた川が、この日はステインで少し白濁りの入った、春めいた雰囲気の水色になっていましたが、シャローにバスの姿はなく…

水位は以前来た時よりは高めでしたが、減水傾向には変わりなし。

そんな雰囲気の中、最初に入ったのは川のインサイド側、カレントの当たりにくい側でした。

理由は、次の4点になります。

①春バスは流れを嫌う傾向がある
②シャローフラットが形成されている
③シャロー=気温が上がりやすい
④以前来た時より水位が高めだったため、バスは浅い側に差してくると予想

何ヶ所か目ぼしいポイントを撃ったり、広く巻いてみたりしましたが反応もなく、バスの姿も見えなかったため、早々に見切りをつけました。

2ヶ所目は、さっきのポイントの反対側、アウトサイド側で、水深がありブレイクラインがはっきりしているポイントを選択しました。

理由は、単純に先ほどのポイントとは真逆のシチュエーションの反応を見てみたかったからです。

しかし、こちらも不発。

水温を測ってみると14℃。

思っていたよりも水温が低かったため、上流部の水温が上がりやすいポイントに移動することにしました。

ポイントに到着して早速水温を測ってみると15℃。

やはり、中流域より1℃水温が高かったです。

間違いなく産卵を意識して体温を上げたい個体は上流域に集まってくるだろうと思い、先ほどよりも少し丁寧に探ってみることにしました。

上流域は鯉やヘラ、表層を文字っている小魚も多く期待が高まります。

水色は相変わらず白濁り気味で、バスの姿は見られず…

まずは現状を整理してみます。
①シャローにネストは見られない
②ボトムの反応が悪い
③ベイトのレンジは上
④見えバスはいない

上記のことから目線はミッドスポーンの様に完全に下に向いているわけではないが、バスがいるレンジはボトム付近と予想し、ジャークベイトとスイムベイトで効率的にサーチ。

しかし、反応は得られず…

横の動きに反応するほどバスのテンションは高くないと判断し、ライトリグでバスの目線に近づけてあげることにしました。

リグはダウンショット。

リップラップエリアのため、具には高浮力ワームを使用。(バスの目線が上方向ということも考慮)

シャローにはバスの姿がなかったため、一段下を探ってみることにしました。

本来ならリップラップエリアにダウンショットは不向きですが、高浮力のワームだと根掛かりが激減することに気付いてからはよく使うようになりました。

シンカーが底を切らないようにシェイクしながらズル引きし、スタックしたら一点シェイク。

反応がなければ軽く外して再びズル引きといった感じのアクションでサーチ。

リップラップエリアなのでよくシンカーがスタックします。

そして、スタックしてからティップを軽く煽った瞬間、重みを感じました。

瞬時にフッキング。

水中でなかなかいいサイズの魚体がギラんっと光りました。

ブレイクにラインが擦られないように、一気に離します。

久しぶりに細い糸でファイトしたため、ラインが切れないか心配でしたが、無事にキャッチ!

42cmの綺麗なバスでした。

オモリをスタックさせる→外す→素早い動きでエスケープアクション→ポーズ(ワームは浮いた状態でステイ)で下方向には反応の悪いバスにも口を使わせることができました。

このことから丁寧にシェイクするのはやめ、リアクションダウンショットの釣りを試してみることにしました。

オモリを2.5gから3.5gに、そしてアクションも2トゥイッチ+1ポーズに変更。

そしてこれが功を奏しました。

ルアーを跳ね上げた瞬間にラインに違和感を感じ、即合わせ。

40ジャストの健康的なバスでした。

その後は反応がなく、リアクションの効率的な釣りで時合いを物にできました。

一緒に釣りしていた彼女もリアクションで2匹(38㎝と42㎝)を釣りあげました。

釣り方は、先ほど紹介したズル引きからのスタックしたら外してポーズです。

高浮力のワームを使用することで、針は根がかっていないので初心者でも簡単にリアクションを生み出せるのでおすすめです。

バスのポジション的にミッドスポーンに入りかけで、神経質になっておりリアクションでしか口を使ってくれない状況だったのかなと思いました。

今回は”リアクション” ”ボトムより上” ”シャローの一段下”がキーでした。

リアクションダウンショットのタックルセッティング

ロッド: GX-61ULS-ST 【MAXX FIXER】
リール: エアリティ ST SF2500SS-H-QD
ライン:PE0.4号
リーダー:フロロ4lb
ルアー:アジャストレート12 SLIM(高浮力)1/3カット
リグ:ダウンショット
  (シンカーウエイト:2.5g、3.5g リーダー:約20cm )

まとめ

1.なぜダウンショットだったのか?

 ベイトのレンジは高めでバスの目線は上と予想したが、表層1メートル付近の反応が悪かった。
 ただし、ボトムの反応も悪かったため、ちょうど引きたいレンジにアプローチできるのが
 ダウンショットだったため。
2.なぜ高浮力ワームを使用したのか?

 ①ボトムの反応が悪かったため
 ②リップラップエリアで根掛かりを軽減するため
3.なぜリアクションだったのか?

 1本目釣れたのがスタックから外れた瞬間だったため。
 今回はリアクションの反応が良かったですが、最初から決めつけず
 臨機応変に考えていくことが大事。
今回反応が良かったアクション方法は?

 ①オモリをスタックさせる→外す→素早い動きでエスケープアクション→ポーズ
 ②2トゥイッチ+1ポーズ

今回の釣りの発見

アジャストレートSLIMのエスケープアクション(リアクション)が意外と良い動きをするのがわかったため、今後も試していきたいなと思いました。

アジャストレートの1/3にカットしたものを使用。

動かしてしぼんだワームが開く(戻る)までのタイムラグを減らし、且つ、水の抵抗を抑えることでリアクション要素を高めるために、短くカットしたものを使いました。

今後は他の高浮力のワームでもいろいろ試していきたいなと思います!

それではまた!

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