冬バス攻略 【生態】

初めまして! おばすといいます。

私はブラックバス釣りを始めて10年以上になります。

自分の釣りのレベルアップのため、そして真冬の価値ある1本を釣りたくてずっと冬バスの攻略法を探して釣りしてきました。

冬にも釣りをするようになって7年ぐらいは全然釣れなくて苦戦していましたが、ここ3年でようやく冬でもコンスタントに魚を釣ることができるようになりました。

ここでは、「冬もバス釣りを楽しみたい。」「価値ある魚を手にしたい。」という方に向けて、私が冬にバスを釣れるようになった知識や考え方を皆さんにも共有したいと思いブログにしました。

冬バス攻略の参考にしていただけたら幸いです。

~この記事でわかること~

 ①1月、2月のバスの生態
 ②冬のバス釣りの考え方

【STEP1】 冬バスの生態を学ぼう

変温動物

ブラックバスは変温動物であり、外気温(水温)の影響をもろに受けます。

ちなみに変温動物の体温は外気温とほぼ同じといわれています。

真冬の水温は地域によっても異なりますがだいたい表水温で7℃前後。

そりゃあバスも寒さで動けなくなるし、代謝も落ちますわね…

冬でも餌は食べる

どれだけ秋に爆食いして蓄えたとしても、また、冬になって代謝が落ちたとしても生きている以上、(バスは冬眠しないため)お腹は減ります。

ただし、冬は代謝が落ちますから食事の量と回数はハイシーズンに比べ激減します。

冬は食事の量や回数が激減すると書きましたが、エサを食べている魚は必ずいます。

冬だからエサを食べないという認識で釣りをしていると、釣りの質も自分の集中力も低下してもっと釣れなくなります。

絶対釣れるという気持ちで釣りをすることが冬バス攻略の大きな一歩です。

2極化する

寒さに負けて動けない小さな魚は、水温が安定している深場でじっとしています。

動ける大きな魚は、冬でもシャローに上がり捕食します。

どちらの魚を狙うのかを決めて、その魚に合ったルアー、場所、タイミングで釣りをすることが大切です。

水温が安定している深場で冬を越す

まず大前提に水の性質上、4℃の水が一番比重が大きい(重い)ため、4℃に近い冷たい水が深場のボトムに集まります。

4℃に近い水の層は冷たいですが、水温としては安定しているため、体力のない小バスやフィーディングタイム以外のデカバスがじっとしています。

温度変化はエネルギーの消費につながるため、水温が低くても安定した4℃の層にいるほうが楽なのです。

体力のない小バスは、水温が安定している深場で生活し冬を越します。

デカバスは、お腹がすくとシャローに上がりエサを捕食し、食事が終わると深場へ戻っていきます。

視力が落ちる

真冬は代謝が落ちているため、当然視力も悪くなります。

そのため、一年の中で最もバスを騙しやすい季節とも言えます。

しかし、裏を返せば濁りがきついフィールドをライトリグで攻略しようとすると全く釣れずどつぼにはまります。←私が経験済み

~私の失敗事例~

私のホームリバーは冬になると水源からの水の供給を止め、濁りがきつくなります。

そして以前の私は、冬=ライトリグという頭でしたので、ライトリグを濁りがきつい中投げ続けていました。

これでは、たまたま食い気のあるバスの目の前にワームが通過するという奇跡が起こらない限り、釣れませんね…

そのため、ライトリグで冬バスを攻略したいと思っている方は、濁りがきついフィールドは選ばないようにしましょう。

まとめ

今回は、冬バスの生態についてご紹介してきました。

さらっとまとめると、ポイントは下記の5つです。

①変温動物
②冬も餌を食べる
③2極化
④深場で冬を越す
⑤視力の低下

冬バスの釣りで重要なのは、テクニックよりも考え方や知識です。

上記でもお伝えしましたが、冬はバスがルアーを見抜く力が鈍くなるためテクニックはそれほど重要ではありません。

それよりも冬バスの生態を理解しその知識を現場で活かし、状況に応じた釣り方を考えて組み立てていくことのほうがはるかに大事です。

それを踏まえた上で、次は動けない魚の釣り方(狙い方)をご紹介したいと思います!

お楽しみに~!

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